膝痛のメカニズムについてお話します。
町田BMC整体院の院長の永井 良汰です。
本日は膝痛のメカニズムについてお話しするのですが、この内容を知っているか知らないかで膝痛改善が大きく変わってくるかもしれない内容なのでぜひチェックしてみてください。
◯よくあるお悩み
・地面に足を着くと膝の内側が痛む。
・階段の上り下りがつらく手すりを使ってしまう。
・痛くない側の膝の曲がる角度と比べると左右差がある。
・膝が痛くて毎日頭の中がモヤモヤする。
このようなお悩みはないですか?
膝が歪んだり痛みが出てしまうことには原因があるので、これから解説していきます。
膝関節の構造について解説
膝関節は、どのような骨が関節し膝を構成しているのか?
画像の通り、膝関節は大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)が合わさり太ももの前面に存在する大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と膝蓋腱(しつがいけん)に支えられた膝蓋骨(しつがいこつ)が合わさり膝関節が構成されています。
膝関節の運動方向は、1軸性の関節構造となっており前後の1方向にしか動かない関節になっています。
これを蝶番関節(ちょうばんかんせつ)と言います。
膝痛が起きてしまっている方は、気付かないうちに膝関節が前後だけでなく左右や捻るような動きが入ってしまい関節に負担をかけてしまっています。
この歪みは普段から意識したりすることで改善していくことではありません。
ではどうやって改善するのか?
膝を支える為の筋肉を理解する
先程お伝えした、膝の歪みを改善するためには筋肉を緩めるよりは膝を支える筋肉を上手く使えるようにすることが改善のヒントとなります。
ではその膝を支える為の筋肉はどれなのか?
その筋肉は太ももの内側に存在する「内転筋」という筋肉です
内転筋は、今この画像上に載っている名称の筋肉をまとめて内転筋群と言います。
この太ももの内側に存在する筋肉を上手く使えるようにしていくことで膝痛は改善していきます。
筋力を上げたり強化することも大切なのですが、現在膝痛が起きている方はまずは使えるようにするというところにフォーカスすると良いです。
膝痛が起きてしまった後に気を付けないといけないこと
膝痛になっている際に太ももの内側の筋肉が重要というお話しをしてきましたが、膝痛になった際に治療をせず放っておくとどのような経過を辿るのかについてお話ししていきます。
経過としてはとてもシンプルです。
・膝の痛み
↓
・体重をかけても膝が痛くない部分へ体重をかけながら生活する
↓
使うべき筋肉が使えなくなる
↓
膝を支えるための筋肉を使わないので太ももの内側の筋肉が減っていく
↓
変形性膝関節症
※膝の骨が変形してしまう状態(場合によっては手術を勧められる)
このような経過を辿っていきます。
マッサージや電気治療、温めるといった治療を継続しても改善には繋がりません。
根本的な問題や原因を見つけ早期に適切なアプローチを行っていくことで、良い状態には進んでいきます。
そして、再発を予防していくためにも「なぜ膝が歪んでしまったのか?」という生活習慣の見直しも行うことで再発しない根本的なお体の改善に繋がっていきます。
町田BMC整体院の膝痛専門整体とは?
当院では2つの考え方で膝痛の改善に取り組んでいきます。
・関節の硬さを解放する筋膜施術
・関節を安定させる運動力学に基づいた運動施術
関節は痛みが起きてしまうと、その部分を守るために拘縮(こうしゅく)と言って筋肉を固めて患部を守るという特徴があります。
膝痛で悩む方の膝関節周囲の筋肉はとても硬くなってしまっているので、筋膜施術を行い筋肉を緩めていく必要があります。
ただ闇雲にマッサージを行っていくのではなく、筋膜(きんまく)という体の表面にある皮膚に似た、筋肉の周囲に存在する筋膜という膜を調整していきます。
この筋膜が硬くなったり動きが悪くなると筋肉の硬さや体の不調を引き起こしてしまいます。
筋膜を調整し関節の硬さを解放していきます。
関節の硬さが解放されたら行わなければならないのが、関節の安定です。
多くの病院や治療院で筋肉や筋膜、関節を整えたのに症状が再発してしまう原因が安定できていないからです。
安定とはどのような状態のことかというと、関節を使う為の筋肉を正しく使えるようになるということです。
体の繋がりや連動性を意識し本来の正しい関節の使い方を覚えることで安定します。
この2つの考え方を元に当院では患者さんお一人お一人に合ったオーダーメイドの施術を行っております。
「痛みのない生活で人生を変える」
それが町田BMC整体院です。
お体で現在お悩みの方は当院へご連絡下さい!
電話番号 / 042-732-0078
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